自分が加入している自動車保険の補償内容って理解していますか？
いらない補償つけてませんか？
本当に必要な補償とは？
私の結論は「対人対物無制限だけあれば良い」です。
- 対人対物無制限は絶対に必要
- それ以外は全部外す
- 外せないものは最低限度額に設定する
- 神社で交通安全のお守りを買うより、弁護士特約をつける方が効果あり
そもそも保険とは
「起こる確率は低いが起きた時の損失が大きいもの（こと）に備えるもの」だと私は認識しております。
ようするに「起きたら人生詰んでしまうこと」に備えるのが保険の本質なのです。
「行き詰まった状態」、「どうしようもない状態」をさす言葉。
車が関係する「人生詰む」こととは
「事故を起こし、多額の賠償金を支払わなければならなくなる」
これが「人生詰む」可能性のあることです。
- 人をひいてしまって死なせてしまう
- 踏切内で車が故障して立ち往生→電車と衝突してしまう
場合によっては億単位の賠償金を請求されることもあるとか・・・。
詰む〜〜〜
車両保険っているの？
事故で自分の愛車が大破したら「詰むか？」ということです。
私の場合で考えてみます。
- 現在乗っている車は軽自動車
- 車が必要な理由は「通勤、送り迎え、買い物」
- 車がないと生活できない田舎（雪国）住み
車無しの生活はかなり難しい〜
もし今日、私の車が大破したら・・・。
- 急いで中古車販売店にいって「安い軽自動車」を探す。
- 納車までは「タクシー」でなんとかする
- 家族に車を適宜貸してもらう
大変っちゃ大変だけど、人生詰みはしないかな。
貯金でなんとかなるよ。
つまり「車両保険っていらないよね！」ということです。
でもでも、いざという時保険金を貰えた方がお得じゃない？
ぜんぜんお得じゃないよ〜
車両保険は使えば使うだけ等級が下がります。
つまり翌年の保険料が上がるのです。
よって全然お得じゃないです。
僕の車400万で買った新車なんだけど、もし大破したらまた400万で車買わなきゃ！
そんなの家計が苦しくなっちゃうよ〜。
「大破した車と同じグレード、同じ値段の車を買い直さなければいけない」というのはただの思い込みです。
車両保険の保険金は車の時価額までしか支払われません。
400万円で買った車でも時価額が50万円だったら、いくら車が木っ端みじんになっても50万円しか保険金はおりません。
車なんて人乗せれて荷物が詰めればなんでもいいんです。
え？宗教的に新車じゃないと地獄に落ちるの？
人身傷害っているの？
人身傷害とは運転中に怪我をしたり死んでしまった時の補償です。
いるに決まってるよ！
事故に巻き込まれて死んで、家族にお金払われないなんてありえない！
生命保険入ってませんか？
入ってるわ・・・。
さらに、年金を収めていれば残された家族に「遺族年金」が支払われます！
人身傷害いらんや〜ん
私は自動車保険の「人への補償」はいらないと考えています。
なぜなら他の保険でカバーできるから。
- 自分が死ぬ→生命保険＋遺族年金でカバー
- 自分がケガして医療費がめっちゃかかる→社会保険（高額療養費制度）でカバー
- 時短勤務の私→月額自己負担限度額は57,600円
- バリバリ働いてる夫→月額自己負担限度額は80,100円＋ちょっと
月10万円弱なら貯金でなんとかなる！
医療保険に入ってるなら、なおさら人身傷害はいらなく感じるよ〜！
しかし、どの保険会社でも人身傷害を外したくても外せませんでした！！
デフォルトで絶対についてきちゃうみたいです。
いらねぇ〜！
なので、最低限度の金額（どこのネット保険も大体3,000万円が下限）にするのがオススメです。
搭乗者傷害っているの？
搭乗者傷害とは、同乗者が死傷をした場合に補償される保険です。
友達を乗せてるときに事故にあったら？友達がケガしちゃったら大変！
搭乗者傷害つけなきゃ！！
友達がケガしちゃった時は【対人賠償】がきくよ！
対人賠償保険とは、自動車事故により他人を死傷させてしまったときの保険です。お車の同乗者が知人や友人だった場合には、事故によるケガの治療費や慰謝料などが対人賠償保険から補償されます。
イーデザイン損保より
家族を乗せてるときに事故にあったら？家族がケガしちゃったら大変！
搭乗者傷害つけなきゃ！！
家族がケガしちゃった時は【自賠責保険】がきくよ！
例えば、車両名義人の父親が車を運転中に事故を起こし、搭乗していた家族がケガをしたら、父親以外の家族は自賠責保険から補償を受けられるというのが一般的です
価格.com 自動車保険より
自賠責保険とは？
自賠責保険は車を所有している人は必ず加入する保険です。
自賠責保険に加入していないと車検が通りません。
自賠責保険の補償範囲は対人のみです。
- 傷害→120万円
- 死亡時→3,000万円
- 後遺障害時→4,000万円
対人（他人）とは「運転手、運行供用者（車の名義人）以外」を指します。
血縁関係があっても「運転手、車の名義人以外」であれば他人となります。
詳しいことは国土交通省の自賠責保険ポータルサイトをみてね。
特約っているの？
弁護士特約だけはつけてもいいと思います。
もらい事故の場合、自分が加入している保険会社は示談交渉を行ってくれません（法的に行えないというのが正確）
そんな場合、自力で示談交渉をするか弁護士にお願いすることになります。
自力での示談交渉には限界があるので、おそらく弁護士にお願いすることになると思います。
そしてもらい事故って結構な頻度で出逢います。
「3件に1件はもらい事故なんだ！」by織田裕二
私が加入しているJAの自動車共済の弁護士特約は年1,300円ほどです。
かなりコスパのいい特約だと思います。
神社で交通安全のお守りを買うより、弁護士特約に課金するほうが効き目のあるお守りになるよ！笑
まとめ：いらない補償を外して保険をスリム化
もしも事故に遭ってしまっても、任意の自動車保険以外にセーフティーネットはたくさんあります。
保険会社の「おすすめプラン」は私たちにとっての「おすすめ」ではなく、保険会社の利益のための「おすすめ」なのです。
- 対人対物無制限は絶対に必要
- それ以外は全部外す
- 外せないものは最低限度額に設定する
- 神社で交通安全のお守りを買うより、弁護士特約をつける方が効果あり
これで自動車保険のダイエットはばっちりです！
▼レッツ見直し！
浮いたお金で美味しいもの食べて豊かな人生を送りましょ〜＼(^o^)／
最後まで読んでいただきありがとうございます！
