自分の働き方についてぼんやり考えていて、ふと思い出した。

私は昔から「閉店作業」がすごく好きだった。

夕方から夜に向かって、
お店が少しずつ静かになっていくあの時間。

日中の売り場は、人も多くて、声も多くて、バタバタしている。

でも夜になると、店内の空気がふっと変わる。

夜の売り場には小さい幸せがある

夜に来るお客さんって、なんかいい。

仕事終わりなのか、
ただ疲れているのか、
理由はわからないけど。

少し疲れた顔で売り場を歩きながら、

「何食べようかな」
「あ、これおいしそう」

って、ちょっとだけ心が動く。

日中の売り場だと、そういう瞬間ってあまり見えない。

でも夜は、
一人一人の小さい幸せがふっと見える気がする。

その感じが好きだった。

夜の売り場は静か

お客さんの数も少ないし、店内も静か。

人口密度が少し薄くなる感じ。

それがすごく落ち着く。

静かな中で作業していると、
なんだか世界がゆっくりになる。

片付いていく感じが好き

閉店に向かって、

  • 売り場を整える
  • 作業台を洗う
  • 消毒する
  • ものを元の場所に戻す

さっきまで肉片が散らばっていた場所が、
ピカピカになっていく。

全部が収まるべき場所に収まっていく。

その感じもすごく好き。

夜の人たちはゆるい

夜の時間帯って、働いている人たちも日中とは少し違う。

人数も少ないし、みんなセカセカしていない。

学生だったり、
少し年上の人だったり、
子育てが終わった人だったり。

なんだろう。

ちょっと達観している人たち。

「まあ、やることやるか」
くらいの温度で働いている。

そのゆるい感じもすごく好きだった。

閉店に向かう時間

少しずつ

  • レジを閉めて
  • 売り場を整えて
  • 片付けて
  • 静かになっていく

そして最後に、

「はい、今日はここまで。」

この感じ。

私はどうやら、
おしまいに向かう仕事が好きらしい。

静かで、
人も少なくて、
ゆるくて、
片付いていって、
最後にはちゃんと終わる。

よく考えたら、

いいことしかない時間だった。