【値上げラッシュ】買いだめに走る前に、まず吊り戸棚の奥を見てみよう

「9月からこれが値上げします」「何千品目が値上げ」
最近、こういうニュースをやたら見ませんか。
で、それを見た一般ピーポーが何を考えるかというと。
「じゃあ、安いうちに買っとかな」
なりますよね。わたしもこころがザワッとなります。笑
でもちょっと待ってほしい。
走り出す前に、一回だけ立ち止まってみませんか。
値上げは、誰かを困らせるためにやってるわけじゃない
まず前提を置かせてください。
作っている側も、売っている側も、原材料費・燃料費・人件費が上がっていく中で商売をしています。
適正に利益を取らないと、その仕事は続きません。
続かなかったら、その商品はいつか棚から消えます。
ビジネスは慈善活動じゃねぇ
わたくし、30代。
The ゆとり世代。笑
金利のない世界(笑)で育って、インフレというものをまだ人生で経験していない世代。
だから「これがインフレか、ほほう〜」って感じで、値上げへの免疫がゼロなんですよね。
免疫がないから「わあ」ってなるだけになって、自分が今どれだけ持っているかを見ていない。
買いに走る前に、家の在庫を見よう
そこで本題です。
しかも見るのは冷蔵庫じゃありません。
だってみんなが買いだめしたくなるものって、常温で保存できるものなんですよ。
うちだと、流しの上の吊り戸棚。
あそこにインスタントラーメンとかレトルトとか乾麺を入れています。
パントリーがあるお家ならそこ。
とにかく常温のものを突っ込んでいる場所。
あの奥に、忘れ去られた子たちがいませんか。
これまだあったんや…みたいなや〜つ
ローリングストックという考え方もありますけど、古いものを出さないまま新しいものを足していくと、ただ溜まるだけなんですよね。
しかも結局、人って好きなものしか食べません。
「良さげ」で買ったあんまり好きじゃないものは、いつまでも残ります。
別にガチガチの在庫表を作れとは言いません。
目で見て「これがこんだけあるな」と分かる量に収めたい。それだけです。
買いだめしたくなるものって、だいたい加工品
ここで気づいたことがあります。
買いだめしたくなるものって、普段の食事を面倒に感じたときに手が伸びるものじゃないですか。
カップ麺、袋麺、レトルト、お菓子。
一方で、野菜が値上がり!、お肉が、魚が、と言われても、そんなにワーキャーならないですよね。(お米は「わ〜!」ってなったけど)
生鮮品ってそもそも買いだめできないから。その時その時にあるものを買うしかない。
でもわたしは、その生鮮品こそが食のベースだと思っています。
だって素材じゃないですか。
素材さえあれば、あとはなんとでもなる。
加工されるほど、手間が値段に乗る
加工度が上がれば上がるほど、人の手が関わります。
加工する場所が必要で、機械も人も必要で、きれいにパッケージして、流通させて。
全部、原価に乗ります。
ということは、値上がりの幅も加工品のほうが大きくなるだろうな、と想像がつくわけです。
それなのに、そこそこ買いやすい値段で売り場にポンと置かれているとしたら。
どんな素材を使ってるのかしら
裏の表示は「何のために入ってるか」で見ると納得できる
ここからは、わたしも専門家じゃないので調べながら書きます。
裏の表示を見ると、よく分からないものがいっぱい並んでいます。
もちろん、使って大丈夫なものしか入っていません。添加物が悪だ、なんて言う気もありません。
ただ、何のために入っているのかを見ると、けっこう納得できるんです。
- 甘味料:砂糖より安く甘さを出すため
- 保存料:長く売り場に置くため
- 増粘剤:とろみや口当たりを作るため
- 発色剤・着色料:時間が経っても色がくすまないように見せるため
- 酸化防止剤:油が酸化して味が落ちないようにするため
- うま味調味料:だしを引くよりずっと安く「うまい」を作れる
つまりほとんどが、日持ちさせるため、見た目を保つため、おいしいと感じさせるためのものなんですよね。
わたしの血や肉になるために入っているものは、そこにはほぼいません。
言い換えると、素材を減らしてもおいしいと感じさせられる技術。
だから安くできる。
塩は、素材に近いほど摂りすぎない
塩の話もさせてください。
わたしは塩、大事だと思ってます。
「そんなに摂ったら体に悪い」と言われますけど、素材に近い形で食べている限り、そんなに摂れないんですよ。
だって塩をスプーンですくって舐めたら、体が全力で拒否します。
素材に近ければ近いほど、自分にとって危険な量が近づいてきたとき、体はちゃんと反応してくれる。
問題は、油で包んだり砂糖を混ぜたりしてマイルドにされると、その反応が起きなくなることです。
ポテトチップスって、じゃがいもを揚げて塩をふったものですよね。
あの塩分は、おいしい、手が止まらない、次も食べたい。そのためのものです。
やめられない止まらない。あれは意図してそう設計されているんですよね。
まんまと止まらんくなるや〜つ
加工度が上がるほど、「もっと食べたくさせる」設計が乗ってくる。
素材だけだと、体がちゃんとブレーキを踏んでくれるのに。
結局、素材を買って自分で加熱するのがいちばん強い?
そう考えると、結論はけっこうシンプルでした。
その時その時で、新鮮な生鮮品を買って、自分の手で調理する。
全部を自分の手でやるのが大変なら、加熱を上手にやってくれる相棒を味方につける。
うちはヘルシオですけど、なんでもいいです。結局、ちゃんと加熱すればだいたいおいしく食べられます。
素材だけ買っていたら、そこそこ値上がりしたところで、ひっくり返るほどの金額差にはならない気がします。
- 値上げは事業を続けるための当たり前の判断。困らせるためじゃない
- 買いに走る前に、冷蔵庫じゃなく「常温の置き場」の奥を見る
- 古いものを出さずに足すと、ローリングストックはただの山になる
- 買いだめしたくなるものは、だいたい加工品。値上がり幅が大きいのもそっち
- 生鮮品+加熱でだいたい成立する。素材中心なら値上げの影響も小さい?
欲しいものを、欲しいときに、欲しい分だけ
みんな損するのが嫌いです。わたしも嫌いです。
「今のうちに買わないと損」と言われると、ザワッとします。
でも、値上げの波はこの先止まりません。
来月これが上がるから買っとかな。
その次はあれが上がるから買っとかな。
そうやって買い続けて、それ、いつ食べるんですか。
気づいたら、買いたくて買ってるんじゃなくて、買わされている状態になっている。
欲しいものを、欲しいときに、欲しい分だけ買う。
それでいいじゃない!
値上げのニュースに急かされて、食べたい気分でもないものを義務で食べる未来より、食べたいときに食べたい分だけ食べられるほうが、ずっとハッピーじゃないですか??
最後まで読んでいただきありがとうございます!






















