先日、いちばん安い選択がいちばん高くつくこともある、という話を書きました。

【安いが正解とは限らない】いちばん安い選択が、いちばん高くつくこともある 「節約家ではなく、生活投資家」に看板を変えた話を、前に書きました。 https://maneo-manager.com/seik...

あれの、タオル1枚版みたいな話です。
しかも今回は、ちゃんと検証したら見事に空振りしました。

夫に、乾いたタオルを差し出された

お風呂上がり。夫が、新しい(というか乾いている)タオルを差し出してきました。

りつき

え? この、さっき子どもが使ったやつでいいよ??

そしたら、こう言われたんです。

りつき夫

乾いてるタオルで拭いたら気持ちいいよ?

ハッとしました。

わたしの評価軸は「洗濯物を減らす」しかなかった

うちはお風呂の最後がわたしのことが多くて、タオル掛けにかかっている、さっき誰かが使ったタオルでそのまま拭いていました。

そもそもバスタオルは、うちでは足拭きマット担当です。
体はフェイスタオルで拭きます。だって、バスタオルってでかくて邪魔やし。

つまりわたしの中で、タオルの評価項目はこの2つしかなかったんですよね。

  • 体が拭けるか
  • 洗濯物がムダに増えないか

濡れたタオルでも体は拭ける。目的は達成できる。
だから「新しいタオルを出す」という選択肢を、検討することすらなかった。

そこに夫が、「気持ちいいか」という項目を1個増やしてきたわけです。

りつき

体を拭くときの「気持ちよさ」なんて、一度も考えたことなかった!

義実家ではお風呂上がりにバスタオルを用意してくれます。
あの大きい乾いたタオルで拭いたときは、気持ちよかった気もする…?

なるほど、そういう軸もあるのか。へえ。
と思って、メモしました。

翌日比較検証してみた

翌日は、誰かが使った後のしっとりタオルで体を拭きました。

そして自分の心に聞いてみたんです。
昨日の乾いたタオルと、今日のちょっと湿ったタオル。心の具合、どうですか?

りつき

全然かわんない…!笑

変わらなかったんです。
なってこった!笑

夫よ、ごめん。

下着も、タオルも、ぜんぶ効かなかった

思い返すと、この手の実験、わたしは何回か失敗しています。

自分を喜ばせるために下着を新しく買い替える、というのをネットで見て、なるほどと思ってやったことがありました。

結果。特に気持ちは上がらない。笑

じゃあくたびれ気味の下着だと気分が下がるのかというと、そうでもない。笑

「くたびれてるな〜」と認識はするけど、別に悲しさはない。笑

新しくても、そうじゃなくても気持ちに差が出なかった…

もっと前(実家で同居していたとき)には家じゅうのタオルを新しいのに総入れ替え、というのもやりました。

あれは気持ちよかったんです。
でもよく考えたら、気持ちよかったのは種類がバラバラだったタオルが、自分たちで選んだタオルに揃ったという見た目のほうで。

肌触りについては、正直よくわかっていませんでした。

りつき

触り心地の喜び細胞、薄いのかもしれない。笑

じゃあ、わたしは何に反応するのか

喜び細胞がすべてないわけじゃないんです!笑
反応する場所が違うだけみたいです。

わたしがちゃんと嬉しいのは、状態(見た目)が整ったときと、不快さの原因が消えたときでした。

シミが出たときも、うれしかったのは湿気の原因を潰せたときでした。

シミという虫に出会って、わが家の湿気と換気を見直した話 最近、家の中で、銀色の細長い虫をよく見るようになりました。 細長くて、触角が長くて、おしりにもヒュッと長い毛みたいなものがある虫...

最近やっている実験も、全部そっち側です。

家の匂いも、芳香剤を置くより震源地を見つけて拭いたほうが効いた。
(この話は長くなるので、またそのうち書きます)

シャンプーもそうで、いちばん安いのを買ってキシキシになったときは「あと100円出せばキシキシしないほうがある」とわかったのでそっちにしました。

でも高級シャンプーに格上げしても「キシキシしない」以上の喜びがない…

▲喜びがない〜〜〜

でも、読みたい漫画には1,200円払いたくなる。

同じお金でも、効く場所と効かない場所が、はっきりしてきました。

結論
  • 夫のおかげで「気持ちいいか」という評価軸が増えた。それ自体が収穫
  • でも実際に試したら、わたしには効かなかった(乾いたタオル・新品の下着・肌触り)
  • わたしが反応するのは「状態が整う」「原因が消える」ほう
  • 満足度を上げる=いいと言われているものを足す、ではない
  • 自分が何に反応する人間なのかを知るほうが先

「効かなかった」も、ちゃんと結果です

暮らしをよくする方法って、世の中にいくらでも転がっています。

ふわふわのタオルに替える、上質な下着を身につける…とか。

どれも間違ってない。その人には効いているんだと思います。

でも全部が自分に効くわけじゃない。

試して何も感じなかったとき、「わたしは自分を大切にできてないのかな…」まで行く必要はないんですよね。

上質なタオルで喜ぶ人もいれば、引き出しの中の不要物を全部捨てて脳汁が出る人もいる。(後者です)

だから今回の「効かなかった」も、わたしにとってはちゃんとした実験結果です。

1個わかった。それでよい!

りつき

最後まで読んでいただきありがとうございます!