先日の記事で「わたしは食べ物を捨てられない性格」と書きました。

【食品ロス】わが家でほぼ出ない理由は、丁寧な暮らしだからではない… 先日、わが家の冷凍庫が全溶けする事件がありました。 https://maneo-manager.com/reizouko-zen...

今日はその理由の話です。ちょっとだけ、真面目な話になります。

外食で、わたしは残り物担当です

家族で外食に行くとき、わたしは一発目に自分の食べたいものをフルで頼みません。
王将でいうジャストサイズみたいな小皿をちょこちょこ頼んで、様子を見ます。

子どもって、「あれ食べたい!これ食べたい!」って注文するけど、
だいたい食べきれないんですよね。

だから誰かが残す前提で、自分は少なめに。
残ったものを引き受けるのが、わたしの役割です。

お店を出るとき、自分が満腹じゃなくてもいい。
それよりも、テーブルに食べ物が残って下げられていくほうが、無理。

りつき

残すくらいなら、わたしのお腹に入れてくれ〜

朝食バイキングの裏側で

なんでこんな思考になったのか。

おそらく、昔のバイトの経験がもとになってるのかな。

学生の頃、ホテルの中のカフェで4年ほどバイトしていました。
朝食バイキングのある店です。

バイキングの時間が終わると、並んでいた料理をすべて下げます。

次の作業に進むためには、残った料理をゴミ箱へ。ザーッと。
器を空けて、洗って、しまって。毎日、同じことの繰り返しです。

毎日やっていれば感覚が麻痺してくるのかな、と思っていました。
でも、麻痺しませんでした。
朝の時間に入るたび、やっぱり心が痛かった。

りつき

慣れない。慣れちゃダメだと思う。

売り場のお肉は、もともと命だった

その後、食品スーパーでも働きました。

お肉には消費期限があるので、値引きシールを貼れば、だいたい売れていきます。
でも、半額にしても時々残っちゃう時がある。

残ったお肉がゴミ箱に入る瞬間は、いつも思っていました。
これ、もともとは動物の体の一部だったんだよなあ、と。

誰かが買って食べれば、その人の血や肉や、動くためのエネルギーになれたはずで。
ゴミになってしまったら、あの子の命はなんだったんだろう。

商売としては、正しい。でも

食品を扱うビジネスでは、ロスはある程度避けられません。

ロスをゼロにしようとすれば、商品が足りなくなって、本当なら売れたはずのものが売れない「チャンスロス」が起きる。
多めに作って、多めに並べて、少し廃棄が出るほうが、経営としては合理的。

理屈は、わかる。売り場に立っていた側なので、ほんとうにわかる。

でも、わかることと、平気なことは、別です。

だから、「捨てる」という選択肢を持っていない

わたしは食材を使い切る「努力」をしているわけではないです。
そもそも「捨てる」という選択肢を持ってないんです。笑

意識して我慢しているんじゃなくて、「捨てること」に対して心と体が拒否反応を起こす。

わが家の食品ロスが少ないのは、冷蔵庫の管理が上手だからでも、丁寧な人間だからでもなくて。
食べられるものがゴミになる場面を、数え切れないくらい見てきたからだと思います。

今日も、子どもの残したごはんはわたしのお腹に入ります。
それでいい。というか、それがいい。

りつき

最後まで読んでいただきありがとうございます!
今日もおいしく、残さずいただきます。